内壁の素材 その9

今回は「シラス壁」をご紹介します。

 

シラス壁の名前はあまりなじみがないかもしれませんが、

シラスは、鹿児島県から宮崎県南部にかけて広がるシラス台地のシラスで、

火山からの噴火と同時に冷やされたマグマが火砕流となり、堆積したものです。

自然素材であることから、調湿や消臭に優れているのはもちろん、

自然素材であるがゆえの「本物の質感」にもまた優れています。

 

 

 

 

いかがですか。

心が落ち着く、やさしい風合いを感じ取っていただけたらうれしいです。

内壁の素材 その8

間があいてしまいましたが、今回は「漆喰」です。

 

漆喰は消石灰を主成分とした建材で、

世界史では1万2千年前のメソポタミア文明の遺跡から、

日本史では約4000年前の縄文時代後期の遺跡からそれぞれ発見されている、

歴史的には最も古くから使われている建材のひとつになるでしょう。(wikipedia)

 

漆喰の性能については調湿性、耐火性、抗菌性、防汚性、化学物質の吸着・分解、安全性

メンテナンス性などビニルクロスにはない性能の良さは多くありますが、

漆喰壁のお部屋に入って驚くのが、お部屋の明るさです。

お部屋に入る自然光が漆喰の壁で乱反射されて、

直接光ではない、やさしく、気品のある明るさがお部屋中にひろがり、

気持ちがとても落ち着く安らぎのある空間に仕上がります。

これはみなさんに実際に体験してもらいたいと思うほどです。

 

漆喰は和室、洋室、どちらでもよく馴染みます。

弊社の施工例をお見せいたします。

 

 

こちらは和室です。広縁ごしの光が差し込みます。

 

 

洋室はこちらです。

 

 

こちらは漆喰の天井です。

やさしく、美しい漆喰の白が映えるデザインです。

 

 

漆喰はラフに塗れば洋風の演出も思いのままです。

 

かかる費用はビニルクロスのように安価にはなりませんが、

漆喰の良さを知ってしまうと悩んでしまいます。

そういう場合はリビングだけ等、一部屋だけ漆喰を塗ってみるのもいいかもと

私は思っています。

2017 夏

楽しい夏休みも、いよいよ後数日となりました。

雨が比較的多かった今年の夏でしたが、外気が体温以上となる日もありました。

現場では大汗をかきながら一生懸命作業するタフガイの集団を目にしてきました。

私は、図面作製やデスクワークに追われる日々の中、五十肩に悩まされる夏でした。

スタッフ全員、新築、リフォームの現場とフル回転ですがお客様との信頼関係を大切にして丁寧な仕事を心がけていきます。

パーマリンク | 2017 夏 はコメントを受け付けていません。

内壁の素材 その7

内壁の素材は今回から塗り壁を取り上げます。

そして今回は「京壁」です。

 

京壁は天然土を使用した塗り壁です。

天然土そのままの趣とアースカラーの落ち着いた色彩から

日本の伝統を肌で感じとることができます。

断熱効果・吸音効果・防カビ性・脱臭効果など

自然素材ならではの機能を兼ね備えています。

 

 

 

 

いかがですか?

柔らかく、品のある、日本古来の色づかいの京壁を取り入れた

趣のある和室を造るのも、

注文住宅を建てる醍醐味かもしれません。

 

 

内壁の素材 その6

内壁の素材シリーズの6回目は

「板貼り」です。

無垢板を壁に貼ります。

お部屋の一部分だけ貼る場合と

全面に貼る場合があります。

 

板貼りを選ばれるお客様にその理由を伺うと、

板貼りの壁がお好きで決められる方や

お子様のアレルギーを心配され、自然素材を選びたいという方

が多いようです。

 

 

無垢の杉板を貼りました。

板貼りというと山小屋のようなナチュラル感満載なお部屋をイメージなさる方も多いと思いますが、

お部屋のつくり方によってまた別の印象にすることも可能です。

こちらのお宅は自然素材をふんだんに取り入れてしかもシックな落ち着いた印象の内装に仕上がっています。

 

 

 

全面板貼りのオープンスペースです。

深呼吸したくなるような清々しさを感じます。

 

 

玄関入って突き当たりの壁に栗の無垢板を貼りました。

自然素材をふんだんに使った装いの玄関ホールになりました。

 

 

リビングの一面にアクセントに貼ってみる。

それだけでもお部屋に木のぬくもりが広がります。

 

お気になられた方、まずはお気軽にご相談ください。

内壁の素材 その5

内壁の素材 その5 のテーマは「腰壁」です。

「腰壁」とは、壁の下半分に板材等を貼りめぐらせた壁のことです。

おおよそ1m、腰の高さに貼られることが多いのは、

その位の高さ程度までの部分に傷や汚れができやすいためです。

 

傷や汚れ防止が本来の目的ではありますが、

意匠性も高いので、デザイン重視でお選びになるお客様もおられます。

 

弊社施工例です。

 

 

こちらのお宅はダークブラウンの建材でフローリングと腰壁を貼りました。

シックな欧風住宅の装いです。

 

 

無垢板を貼りました。ナチュラルな仕上がりです。

 

 

こちらは和室の畳寄せと言います。

 

お掃除の際、掃除機で塗り壁を傷つけないように板を貼っています。

 

 

無垢板を貼る場合、板一枚一枚に表情があることを考慮して、

現場では、「木取り」という工程をふみます。

お部屋の雰囲気に合うようにバランスを考えて並べて確認してから

実際に貼っていくのです。

 

お客様が住まわれた時、心地よく感じていただけるよう、

ひとつひとつの工程に気配りをします。

大工には繊細な感性も必要になります。

 

 

 

 

内壁の素材 その4

「エコカラット」はタイルのような壁材ですが、

目に見えないぐらい細かいを多く持つ

多孔性セラミックスという素材から出来ています。

この多孔性セラミックスが日本の住居で長い間使われ

続けた土壁と同じように家の中の空気を吸って吐いてと

「呼吸して」くれるので、季節をとわず快適な湿度を保ち、

気になるニオイや有害な物質も低減させる効果があります。

 

意匠性も抜群です。弊社の施工例をご紹介します。

 

 

リビングボードの後方壁面にエコカラットを貼った王道スタイルです。

 

 

こちらはこども部屋のアクセントにエコカラットとコルクを組み合わせて貼りました。

コルクの部分にはもちろん画鋲が刺せますのでお気に入りの写真等を飾るのもラクラクです。

 

 

エコカラットには消臭効果もあるのでトイレの壁に貼り、

デザインと機能を両立しました。

 

 

こちらのトイレはピンクの壁に見える部分がエコカラットです。

とてもかわいらしいですよね。

 

このほかにも玄関に貼り、生活臭を抑える工夫をなさるお客様も。

エコカラットはリフォームも大変しやすく、お部屋の雰囲気も変えられますし、

お部屋の空気感も向上しますので、リフォームで取り入れられるお客様も

大変多い壁材になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内壁の素材 その3

今回のテーマは環境先進国ドイツで生まれたルナファーザーです。

 

ルナファーザーは紙や木片といった100パーセント天然素材からできていて、

通気性、吸湿性に優れた壁紙です。

 

天然素材を使った壁は部屋に入った光を乱反射させるので

部屋が明るく、やさしい印象になります。

その雰囲気の良さは工業製品のものと比べると一目瞭然です。

 

 

ルナファーザーは正確には「塗装下地壁紙」です。

ルナファーザーを貼った上から塗装します。

お客様は皆さまお好きな色を選ばれています。

リフォーム時にはそのまま上から塗り重ねるだけで良く、

他の色も上に重ねられます。

再塗装も7~8回可能ということで、張り替える必要もなくゴミもでない、

環境にも大変優しい製品です。

 

紙と紙の間に木片を梳き込んでできた模様のルナファーザーチップスと

紙に洗練された地模様を施したルナファーザーフリーズの2種類があり、

それとどんな色の塗料を組み合わせるかでオリジナルな空間を自在につくることができます。

 

施工費は貼ってから塗るという2工程ありますので

最初はビニルクロスと同じとはいきませんが、

いいことづくめの建材です。

 

内壁の素材 その2

今回は和紙の壁紙について触れてみます。

 

弊社の施工例です。

 

 

和室の襖と壁に土佐和紙を貼りました。

アクセントになる青色が効果的に映えます。

今回は和室に貼りましたが、色々な種類がありますので

洋室にも対応できます。

また、和紙は自然素材ですから、時間が経つにつれ、風合いが

よくなっていくという経年変化が楽しめる点が

貼った時が一番美しいビニルクロスと一番違う点でしょう。

そのうえ、和紙の繊維がお部屋に入った光を乱反射させるので、

照明の光や日の光もとてもやわらかく感じられる室内になります。

 

施工はビニルクロスと同じように貼ります。

リフォームの時はビニルクロスは貼ってあるものを剥がしてから

新しいものを貼りますが、和紙は重ね貼りができます。

工程が減らせますので、工期も短縮できるでしょう。

 

メリット尽くしの和紙ですが、施工費はビニルクロスよりはかかる点が

デメリットといえばデメリットでしょうか。

 

それでもこれだけの良さを持つ和紙です。

機会がある時にはぜひ候補に入れてみて下さい。

 

 

 

 

内壁の素材 その1

ご自宅を新築あるいはリフォームする時、

お部屋の内装を選ぶことがでてくることもありますよね。

そこで何回かに分けてお部屋の壁の特徴を種類ごとに

あげていきたいと思います。

 

今回は1回目ですので、

最も使われているビニルクロスについて書いてみます。

 

 

ビニルクロスの特徴はなんといっても種類の多さでしょう。

色やデザインの多さだけでなく、

天然素材の風合いを再現したものなど多種多様です。

それゆえ以前だったら和室は塗り壁の一択でしたが、

最近はビニルクロスを選ばれる方もいらっしゃいます。

 

下の写真は弊社の施工例ですが、発色のよいビニルクロス

ならではの壁紙の二色使いです。お部屋の効果的なアクセントになります。

 

 

ビニルクロスはその他にも

・施工費が比較的安価である

・汚れがついても中性洗剤等のうすめたものを

布につけて拭けるので楽に落とせる。

などのメリットがあります。

 

デメリットはというと天然素材に似せた製品は数多くありますが、

その風合いの良さは天然素材にはかないません。

また、施工した時が一番美しい状態で、

天然素材のように経年変化を楽しめるということはありません。

 

このようにデメリットももちろんありますが、

それよりも多くのメリットに納得していただき、

ビニルクロスは多くのお客様に選ばれています。